◆車間距離は夏の2〜3倍とる |
いつもと同じ車間距離では追突する危険性が非常に大きくなります。しっかり車間距離(夏の2〜3倍以上)をとり、前の車のブレーキランプに注意しましょう。 |
◆ブレーキは早めに踏む |
周知のとおり、冬の道は制動距離が長くなります。また、最近の道路は止まる寸前になってブレーキが効かなくなることがあります。早すぎるくらい余裕を持ってブレーキをかけるようにしましょう。ABSを過信してはいけません。
またエンジンブレーキを併用して止まるように心掛けます。その時、FF車は前輪にだけエンジンブレーキがかかり、強くかけると後輪が浮いて車の姿勢が不安定になりやすいので注意しましょう。マニュアル車では決してクラッチを踏んではいけません。 |
◆カーブ直前ではしっかり減速をする |
冬の道は特に滑りやすいので、しっかりと減速をして曲がるようにします。 |
◆暖かい日の方が滑る |
雪や氷で滑るのではなく、設置部分の摩擦熱によってわずかに溶けてできる水が原因なのです。 |
◆4WD車 |
4WD車は4輪駆動なので、他車よりスムーズに発進でき、しかもFR車に比べはるかに安定して走行できます。しかし、ブレーキはどんな車でも4輪で制動していることを忘れてはいけません。つまり、4WDだからといって「止まりやすい」ということにはならないのです。 |
◆過信をしない |
ABS車はロックを防いでハンドルも利きますが、カーブでの横滑りは防止できないので過信は禁物です。上記のように、4WD車の雪上でのブレーキ停止距離は、他の駆動式と変わらないのでスピードは出しすぎないようにしましょう!ちなみにカーブの下り坂でエンジンブレーキをかけた時の安定性は、4WDの方が良いようです。 |